日本の2大味噌!白味噌と赤味噌にはどんな違いがある?
リラックス効果がある白味噌
2大味噌といえば、白味噌と赤味噌になります。両者には大きな違いがあるのですが、同じ大豆を原料として作っています。両者は製法が大きく違いますが、味噌を作るためには麹が欠かせません。大豆の発酵を助けるための必要成分なのですが、白味噌には米麹が多く使われます。これが白味噌特有の甘みを出しており、この甘みがリラックス効果を生んでいます。
代謝をアップさせる赤味噌
赤味噌の効果効能ですが、長期間の発酵によって生み出された、メラノイジンという成分が体に有害な活性酸素を除去する働きがあるとされています。さらにアンチエイジング効果があり、腸内を刺激することで代謝をアップさせてくれる効果が期待できるのです。これがダイエットに大きな効果を与えるのは言うまでもありません。
それぞれの味の違いは?
白味噌と赤味噌の違いは製法によって大きく変わってきます。特に大きな違いが熟成期間です。白味噌は2,3ヵ月の熟成期間なのに対して、赤味噌の熟成期間は2,3年に及びます。これによった白味噌の味はマイルドで甘みがあります。いっぽうの赤味噌は、熟成期間が長いだけに独特に渋味が出ているのが特徴となっているのです。
白と赤を混ぜて使ってもおいしい
白味噌と赤味噌は、主成分が大豆であること、発酵して作ることを除いては熟成期間と使用する麹が違うので、出来上がりはまったく違ったものになります。しかし、両者にはいろいろなメリットがあり、白味噌と赤味噌を合わせることでお互いのデメリットを無くしメリットがより際立ちます。そのため白味噌と赤味噌を混ぜて使っても美味しく感じるのです。