味?効果?甘酒は何を基準に選ぶ?種類と選び方のポイント
甘酒は主に酒麹と米麹の2種類
甘酒の種類は大きくふたつに分けられます。酒粕甘酒と米麹甘酒なのですが、酒粕甘酒の酒粕は日本酒を作る課程でできた絞りかすです。いっぽうの米麹甘酒は、お米に麹を混ぜて発酵させたもので、麹菌が活躍してくれます。双方の作り方は全く違うのでどちらがいいのか迷いがちですが、酒粕甘酒には多少のアルコールが入っていることは覚えておいたほうがいいでしょう。
酒粕と米麹で効果が違う
酒粕甘酒と米麹甘酒は作り方が違うので、その効果も変わってきます。もっとも原材料はどちらもお米であることに違いはありませんし、同じ甘酒ですから効果効能が大きく違うということはありません。そして、効果ではないのですが、酒粕から作る酒粕甘酒にはわずかですがアルコール分が入っていることを知っておきましょう。また、飲む点滴と呼ばれているのは米麹甘酒のほうでカロリーも高めです。
味のバリエーションも様々
甘酒は味のバリエーションがさまざまです。まず市販の甘酒だけでも数十種類出ているということですから、それぞれの味にも特徴があるでしょう。手作りの甘酒となるとさらに味のバリエーションが広がります。もともと自分から甘みを出せない酒粕甘酒では、砂糖を足して甘みを出すのですが、ここが自分の好みで個性が出せる部分でもあるのです。
瓶・紙パック・パウダー状など製品タイプも様々
市販の甘酒もたくさんのバリエーションが発売されています。お茶ひとつとっても多くのバリエーションがあるように、甘酒もさまざまなタイプが売り出されていて、瓶タイプの甘酒があると思えば、紙パックで売られているものもあります。また、パウダー状の甘酒も有り、各メーカーがさまざまな趣向を凝らして甘酒を販促しているのです。