人気急上昇中!お歳暮戦線異常あり、注目の甘酒とは?
日本古来の飲み物「甘酒」の歴史
甘酒はその起源に関する記述が「日本書紀」に記されており、米の栽培が行われていた古墳時代には既に誕生していたといわれています。その後、製法などに変化はあったものの江戸時代には栄養価が非常に高いことが広く知られるようになり、夏バテを防ぐために夏には多くの人が甘酒を飲んでいたといわれています。その後も広く飲まれ続けた甘酒は、現在では日本古来の飲み物として広く愛されています。
一番注目すべき「甘酒」の栄養
甘酒には栄養価が非常に高いという特徴がありますが、中でも特に注目すべき栄養素が多種多様な酵素です。発酵食品である甘酒には、みそや納豆、ヨーグルトなどと同様に様々な酵素が多く含まれており、その働きによって整腸効果や美容効果などが期待できるといわれています。このように甘酒をはじめとした発酵食品への注目度が高まっていることは、近年の「発酵食品ブーム」にも表れているといえます。
自分でも作れる?!簡単、甘酒の作り方
甘酒には米麹から作る米麹甘酒と酒粕から作る酒粕甘酒があります。このうち、米麹甘酒は米麹と米を水に溶かし、50~60度程度の温度で10~12時間程度保温して作るため若干手間がかかりますが、酒粕甘酒は市販されている酒粕を水に溶かし、加熱しながら砂糖を加えて味をととのえるだけでよいため、比較的簡単に作ることができます。
種類も色々増えています♪話題の甘酒!
最近では発酵食品ブームに追随する形で甘酒ブームも盛り上がっており、多くのブランドが甘酒の販売を行っています。また、より多くの人に飲んでもらえるよう、各ブランドでは豆乳や生姜、リンゴなどを加えた様々な味の豆乳を開発しており、その種類は非常に多くなっています。このことから、健康のために毎日甘酒を飲みたいという方も、味を変えることで飽きることなく習慣づけられるでしょう。