甘酒で菌活!甘酒はヨーグルトと同じ乳酸菌を含んだ発酵食品
甘酒で乳酸菌を摂取
甘酒を作る際に使用する酒粕は製造する過程で乳酸菌が混入するため、酒粕を使用して作られた甘酒にもまた乳酸菌は含まれます。また、米麹を使用して製造された甘酒にも空気中に含まれるものや製造者の手に付着した乳酸菌が混入するため、米麹から作られた甘酒にも乳酸菌は含まれます。そのため、甘酒はその原料の種類にかかわらず乳酸菌が多く含まれており、ヨーグルトなどと同様にその摂取源として日常的に飲むというのもおすすめです。
菌活なら過熱していない米麹の甘酒がおすすめ
甘酒には乳酸菌を摂取することにより、腸内の細菌のバランスを整え、腸内環境を整える効果が期待できます。しかしながら、甘酒の中には乳酸菌が増え、酸味が強くなってしまうことを防ぐために加熱処理を行い、乳酸菌を死滅させている商品も少なくありません。そのため、加熱処理が行われている甘酒は菌活をする上では決して適しているということはできず、加熱処理を行っていない米麹を使用した甘酒のほうが菌活には向いています。
甘酒とヨーグルトを混ぜて効果倍増!
甘酒は上述のとおり乳酸菌が増えることによる味の変化を防ぐため加熱処理が行われていることも多く、乳酸菌の含有量はヨーグルトと比べると少ないという事実もあります。その一方で、甘酒には乳酸菌を体内に取り込みやすいという特徴もあるため、乳酸菌を多く含むヨーグルトと一緒に摂取すれば、より多くの乳酸菌を体内に取り込むことが可能となります。また、甘酒のほのかな甘みはヨーグルトの相性がよく、砂糖を入れなくてもおいしく召し上がれるため、カロリーを気にしている方などにもおすすめです。